2021/05/29

今年も当ブログを見ていただきありがとうございました。
今年最後の記事は終夜列車について取り上げようかなと思います。
終夜列車とは、通常の最終電車よりも後に運転している電車で、大みそかから元旦まで運行する電車のことをいいます。都会などの大手などでは、すべての会社でありませんが10数分間隔で運行していたりします。また、地方では朝方までは運行しないものの、普段は深夜0時に運行を終了するところを午前2時や3時まで運行する会社もあります。
終夜列車を運行する理由としては、大みそかは人の出が多く、飲食店なども開いていることや、神社に向かうお客さんが多くいたり、自治体などから運行を依頼されているためなどがあります。
噂程度の話ですが、昔は神社からも動かしてほしいという話があったとかないとか・・・もちろん頼むからにはタダでというわけではないでしょうけど
まあそういう感じで鉄道会社にとっても儲かる(かも)ということでコロナが特に流行っていた時期を除いて運行している終夜列車ですが、運転士など鉄道従事者にとっては負担になるものなのかについてですが・・・
私の会社の場合は、終夜列車が普段の所定行路ではないのでどうしても時間外のお仕事となります。ですので終夜に乗るのは大体終夜運転をした後、公休などお休みになる人が乗っています。
それが負担になるかは人それぞれですが、深夜ということもあって手当てが大きいなどということもあって、年末に仕事をしたいという人もいれば、家でゆっくり過ごしたいという人もいます。ただ、終夜運転を実施して翌朝まで働かないといけなくなるのは乗務員だけではなく、駅員や指令なども同じで、駅も普段なら終電後に駅を閉めて、仮眠をとるところを開けて通常通りお偉業しないといけないですし、ほかにも技術さんなど裏方というと失礼かもしれませんが、終夜運転をするのにたくさんの人が動かないといけなくなります。ですので、会社にとってとても大きな利益になるならやるべきですが、そうでないのならわざわざ終夜運転をする必要はないと私は思います。
現に昔と比べて終夜運転を実施する鉄道会社も減ってますし。
ということで、今年最後の記事かなと思いますが来年はもっと更新頻度を上げることを目標にしたいです。
それではよいお年を!