現役運転士による電車の知識と職場裏事情

Twitter:@TRAINMAN_DRIVER

駅員・乗務員は繁忙期に有給休暇を取れない? 有給で休んだら辞めて欲しいと思われる?

time 2022/12/24

駅員・乗務員は繁忙期に有給休暇を取れない? 有給で休んだら辞めて欲しいと思われる?

SNS上で駅員の有給休暇について少し話題になっています。

と言うのも、現役で駅員をやっておられる方が以下のような投稿をしたためです。



まあ所謂繁忙期や年末年始など皆が休みたい時期に有給で休む奴は鉄道会社を去れ。労働者の権利との言い分は業界に向いていない。

と発言したことにより、多くのユーザーから批判の声が上がっています。なぜここまで騒がれるか、言っていることは正しいのかについて、私も一応中の人間なので解説していきたいと思います。

ちなみにこの記事の投稿した後になると思いますが、noteの方に有料記事となりますが、私の職場の場合の有給休暇の扱い方みたいなのを紹介しようかなと思いますので、鉄道会社で就職をめざしている方はぜひご覧下さい。

では本題に戻りますが、まず有給休暇と言うのは当然駅員に限らず乗務員、働いている社員全員に毎年付与されるもので、労働者の権利として理由を問わず使用することが可能です。

例えば、旅行や通院はもちろん例えば遠い親戚がなくなった場合などは一般的に忌引で休めない場合が多いので、突発的にはなりますが、可能であればそれも有給で休むことになります。

では繁忙期は鉄道会社の社員は休めないのか?という話ですが、答えは「可能」です。当然の話です。

とはいえ、1人が休めば誰かが代わりに出勤して仕事をしないといけないわけですが…これは駅員も乗務員も同じなのですが、1人休んで別の人が2人分の仕事をするというのは鉄道の職場では基本的に無く、誰かが休日出勤、もしくは自分の仕事の終了後残業としてそのまま休んだ人の業務をスタートします。

まあこれは繁忙期関係なく、閑散期でも同じですし、忌引き、病欠(有給)であろうと、彼女とデートだとしても同じ話です。

で、この現役駅員が批判というか所謂叩かれている状態に陥っている理由ですが、上記にもある通り、繁忙期に有給をとるのはこの業界ではありえない。だからやめてしまえという発言をしたことがまず一つ。もう一つは、この現役駅員の方のツイートを辿らせてもらったのですが、この方は慢性的な病気を持っておられるそうで、通院のために有給を使ってるそうです。それも年間付与される分すべて使って。



ですので、他人には少しの有給の使用でも批判して自分は、全部使い切る。その立場でよく言えるなと私は思います。

その理由として、憶測ですが、この駅員の方はツイートを見る限りまず新入社員ではなく年齢的には中堅以上の方かと思われます。ということは有給の付与される日数は20日前後はあるかと思います。

この職業ですが、なかなか有給を全部使い切るのは難しく、大体は翌年に繰り越してしまったりするものなのですが、全部使い切っているということは、その日数分誰かに仕事をさせて自分はお休みをとっているということになります。例え通院だとしても、それが特別な理由にはなりません。優遇される理由でもないです。寧ろ、体調管理の徹底は鉄道従事員としての基本中の基本であって、この現役駅員さんの言葉をそのまま使うなら、体に合わない仕事なら辞めてしまうべきです。他業種でもっとゆっくり休日の多い仕事に転職すべきです。他人にあそこまで言ってしまうのならですけどね。

最後にこれらの発言を「愚痴」という事で責任逃れしているように見えますが、公開のアカウントでさっさと辞めるように訴えるようなツイートまでしていてこれは無いと思います。

一駅員としてとありますが、なり手問題などのことを考えるならあのような考えは変えていかなければならない事ですし、職場があまりにも繁忙期に有給を出す人が多くて問題になっているのなら、それはその会社の問題であって、駅員個人の問題では無いです。

また、この方は以前他社の駅の呼び出しボタンを不必要に押したと投稿されていました。同業者として非常に迷惑行為を自ら行う。そういうところからして鉄道従事員として失格だと思いました。

その記事もありますので是非ご覧ください。↓



この有給休暇については、この記事で最後にしますが、noteの方で先述にもありましたように、一般的にどのように鉄道の職場では有休をとっているか、私の体験談になりますが後日投稿させていただこうかなと思います。投稿したらこちらの記事に追記しておきます。ツイッターでもお知らせします。

自己紹介

densei

densei

ご覧いただきありがとうぎ座います! このブログでは、鉄道に関するニュースや、解説、電車の知識や、鉄道会社の裏事情など、鉄道に関する知識や就職に役立つような情報を敗因しております!