2021/05/29

こんにちは
Twitterで以下のようなツイートを見つけました。
内容は、列車が撮影者に近づいた際に前照灯を消灯したというもので、リプライや引用RTで一部の人が「規定違反では…」「昔ならよかった」と言うコメントをする一方で、それを否定するコメントもチラホラと見受けられましたので、何が正しいのかと言うのを少し紹介したいと思います。
実は、各鉄道会社の社内で定められた規則にもよって異なるのですが、法的に言えば日中明るい時間帯は消しても問題は無いです。ただし、尾灯は日中でも点灯もしくは、表示させる必要があります。
ただ、先述のように会社によって規則が違い、大抵の会社は前照灯を「前部標識」尾灯を「後部標識」として、前照灯を走行中以外原則消灯させないと決めている会社もあるようです。厳しいとこだと、列車のすれ違いでもハイビームにするところもあったり…
またある会社の場合は、日中は「切」定位の会社もあるそうです。
JR西日本の場合は、どちらかはわからないですがとりあえず日中なので社内規則にさえ引っかかってなければ、消灯に関しては問題は無いかと思います。(私は常時入り定位だと思ってましたが)
ちなみにもし社内規定で前照灯の切がダメだった場合、たとえファンサービスでも切っては行けません。
あと、気遣いでハイビームからロービームにする運転士もおられます。まあこれも会社によって…という感じですね。
鉄道ファン、撮り鉄の方には一応常時点灯ハイビームが列車のデフォルトの状態だと思っていただいて、ロービームとか消灯にしてくれたらラッキー程度に考えてもらえればなーと思います。
まあ…私からしたらたったこれだけのツイート、バカ騒ぎするほどのものでも無いのではないかな?と思いますが…