2021/05/29

8月30日、ツイッターに以下のような動画が投稿されました。
放送の内容の一部ですが
「 防犯カメラは多く設置しておりますが、痴漢は多くいらっしゃいます。痴漢をされたくないお客様は後ろの車両をぜひご利用ください 」
と放送しており、あまり駅の放送で聞きなれないような内容です。
この放送には様々な賛否両論の意見が出ています。
一番の批判の理由は、犯人をお客様扱いしているような言い方、被害者側が配慮しないといけないように思えてしまう内容や、痴漢をされたくないのなら〜と言う言い方をしている点かと思います。きっと気遣いのつもりで言ったのかもしれないでしょうし、良かれと思って発言したのかなと思います。恐らくですが、内容もきっとアドリブかと思われます。
あるジャーナリストは以下のことを言っています。

下部のことは正しいことだと思います。ただ、私個人的な意見で言うと、非常ボタンを押した旅客に対して怒声をあげた件と今回の件は別物であって、安全を脅かす行為や過度な暴言では無いのですが、不適切ではあったと思います。
埼京線は痴漢が多いと聞きます。私が実際に利用した事がないので詳しくは知りませんが、痴漢されたくなければ〜って誰だって痴漢なんてされたくないに決まってるんですよね笑
まあ勿論そこまで考えた内容では無いかも知れませんが、要は駅員としてアナウンスが下手だったと。
どういう意味だ?前が混むから後ろの車両に行かせたいから言ったのかな?と、色々考えさせるのはいい事かもしれないですけど、もっと簡潔にわかりやすく言うことだって出来た訳で、痴漢に関してはまた別で注意喚起した方が変な誤解とか生まなかったんじゃないかなと思います。
JR東日本は
今回のアナウンスは、お客様をすいている車両へご案内する目的で行ったものですが、適切なご案内ではなかった部分がありました。案内を聞いて不快に思われたお客様に、お詫び申し上げます
と発表しています。