2021/05/29
![[基本]体調不良で会社を休む方法と迷惑になること](https://tetsudozijo.com/wp-content/uploads/2021/05/job_ekiin_woman_mask.png)
こんばんは
前の記事で、体調不良にも関わらず出勤した駅員について取り上げましたが、今回は社会人なら知ってて当たり前の体調不良で会社に休む方法と、休まず無理した結果どういう事になるか紹介します。
これは駅員や乗務員目線からですので、一般の企業だとどうなるのか知りませんが、多分会社を休む方法はどういう会社でも同じだと思います。
では
・休む方法
出勤前、体調が優れない場合、まず検温しましょう。これは熱があるかないかで出勤の有無を決めるためでなく、会社に状況を説明するためです。
今はコロナ禍で、会社も熱がなくても体調不良の人には出勤して欲しくないと考えが強くあります。倦怠感、頭痛や鼻水だけでも風のような症状の場合でも新型コロナウィルスに感染している可能性があるからです。
検温をしたら、なるべく早く、なんなら前日から体調が優れない場合は前日に会社に電話して休む旨伝えましょう。
何故そんな早く連絡を入れるべきかと言うと、1人で2人分の仕事を補える仕事の場合は、1人抜けた分倍の仕事で何とかしますが(本当はいいことではない)鉄道の場合は、1人が抜けると、誰かがその人のために働かないと行けなくなります。
わかりやすく言えば、A仕業の乗務員が休んでしまった場合、B仕業の乗務員がA仕業もして、休んだ分を補う…というのは仕事時間が被らない限りすることはできません。そういう場合、公休でお休みの人を読んだりして、その休む人の代わりに働いてもらう必要があります。
会社から休んでいる人を探して出勤させるのには当然時間がかかるわけで、前日から、体調不良で休むということが分かれば、早めに空いている人に連絡して手配することが出来ますし、手配された人も色々と準備をして仕事に備えることができます。
・無理して出勤、勤務中に早退すると…
仮に、無理して出勤した場合、コロナを抜きにして途中でやはり仕事が出来る状況では無くなった場合は、乗務員なら乗務を降り、駅員なら業務から抜けて早退するわけですが、そうなると早急に代わりの人を手配する必要が出てきます。
例えば家で休んでいたとして、急に会社から電話がかかるわけです。そして「今すぐ来てくれないか?」と言われ心の準備の間もなく出勤し、早退した人の仕事をしなければなりません。
そしてその体調不良の人が新型コロナウィルスに感染していた場合、自治体によって濃厚接触者の基準は違いますが、駅など同じ職場にいた人はおそらく自宅待機となり、今度はその自宅待機になった人の分の人員をどこかしらから手配しないと行けなくなります。
そういうことを考えると、早めに会社に連絡しておいた方がまだ、周りの迷惑にはならないと思います。
もちろんコロナはただの風邪という人もいると承知しておりますが、みんな重症とかにはならずとも、現状では無症状でも基本的にはホテルや病院などで一定期間隔離されることになり、職場も業者の消毒が必要と判断される可能性もあります。そういうことで会社にも多大な負担となりますので、ただの風邪と思うのは勝手ですが、会社への迷惑を考えると、休むという判断がとても大事になってくると思います。
また、鉄道会社は感染状況を発表する場合もあり、体調不良とわかっていて仕事をしていたとメディアで言われると会社の評判もいいものではなくなるでしょう。
そういうことで、体調不良であれば早めに休むことを会社に連絡することを強くオススメします。
それでコロナじゃなくてよかったじゃない。それならそれでよかったね。という考え方になればいいのかなと思います。