2021/05/29

JR東日本は4月6日に行った減便の結果、混雑が非常に目立ったために7日以降の減便は中止するとニュースで見ました。
どうやら、一部の路線では乗車率180%だったみたいですよ。
まあJRだって想定内だったと私は思います。もちろんどのくらいの企業がどのくらい在宅でお仕事をしているかなんて正確には判断できないでしょうが、JRも民間企業で、他者との繋がりも多少はあるでしょう。公務員じゃないから何となくわかっていた結果だと思います。
で、わかってなかったのは国や都の方です。いや、わかっていながら減便の要請をしたなら単なるパフォーマンスに過ぎないですよね。
JRも初めから従わなければよかったという意見も見ますが、民間企業が自治体から要請を受けたのだから簡単には断れなかったのでしょう。そして目に見えた6日の減便の結果が出たので中止にした。
まあ…正直まだよい判断だと思いました。
ところで気になったのは、この6日の混雑というのは減便無しの通常ダイヤの場合だと、コロナ禍以前と比べて乗車率は下がっているのかです。
そこが重要だと思います。混雑を避けたいと言うのであればですが。
もちろん会社が在宅の仕事にみんな切り変わればいい話ですが、そんなこと無理に決まってます。当のJRだって現業が自宅で通常勤務とか無理ですし、街を支えてる人のほとんどは、現場に出向いて仕事をしているのですから。
かと言って、観光客がいる訳でもなく、赤字が出る覚悟でわざわざ本数を増便なんて、口では簡単に言えますが鉄道会社からしたら大変なことで…
一体どうして行けばいいのか…難しい問題だと思います。