2021/05/29

国土交通省が鉄道のバリアフリー化にかかる費用を運賃に上乗せする仕組みを導入することを検討しています。
今後5年間の交通政策の方向性を示す第2次交通政策基本計画の素案には「都市部において利用者の薄く広い負担によりバリアフリー化を進める枠組みを構築する」とあります。
これは駅に障害者用のエレベーターなどを整備するのにかかる費用を東京などの都市部の鉄道の運賃に上乗せする仕組みを想定しており、 具体的な上乗せ額などは今後、議論される見通しです。
国土交通省は4月26日まで素案に対するパブリックコメントを募集していて、来月中にも計画の閣議決定を目指す方針です。