2021/05/29

富山駅の連続立体交差事業は、富山地方鉄道の高架化が残る課題となっていますが、高架化に必要な「仮線」の工事が間もなく本格的に始まることとなりました。
工事が遅れていた富山駅より東側の立体交差事業が前進します。
富山地方鉄道の電鉄富山駅から東側のおよそ1キロを高架化するためには、まず現在の線路のわきに仮の線路を敷きます。
仮線を敷くために支障となる現在の変電所の機能を移すため、富山地方鉄道が営業するボウリング場の西側に新たに変電所を整備し、ほぼ完成しました。
これに伴い、地鉄は仮線を設置する工事の契約を済ませ、これで工事が間もなく本格的に始まることになります。
仮線の工期は2022年9月までとしています。
仮線の工事が進むことにより、地鉄の高架化が前進することになります。