2021/05/29
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Twitterで北条鉄道の法華口駅が昨年交換駅になったと見ました。
今までは交換駅はなかったようで…閉塞方式はあまり聞かない票券指令閉そく式という方式を取っているようです。
Twitterでは…



どうやら指導指令式と思われているようです。
これは始めに一般者向けに公開された発表で指導指令式というワードが出たからということで、常用で指導指令式を使われているという情報がでまわってしまっていました。
しかし、指導指令式は常用方式ではなく、代用閉塞方式のひとつで、しかも中身が全く違います。指導指令式はCTCなどを使用している区間で、閉塞区間における列車または車両の有無を確認できる装置と列車無線装置等の通信設備が利用できる場合に、運転整理担当者(列車指令)が閉塞取扱者となって行う、指導通信式と同様の方式。と、wikiの文章ですが、これの場合例えば単線区間で一閉塞間で信号故障が発生した場合、例でいえば出発信号が現示しない状態になった時に、指導票が入ったタブレットなどを利用し、代用閉塞機器がある路線で使用します。ですので、あまり指導指令式を使用する会社は少ないと言えます。
ですので、指導指令式ができない会社は、指導通信式を施行するというわけです。ちなみに指導指令式が施行できるのも関わらず、例えば列車無線装置が壊れてた場合は、指導通信式を施行するわけです。
話はそれましたが、票券指令閉そく式というのは指導指令式とは別物で、さらには代用閉塞ではなく、常用閉塞です。
票券指令閉そく式がもし使用できなくなった場合、例えば北条線の法華口駅では、タブレットの代わりとしてICカードを聞きにタッチし、信号が現示するシステムになってるようです。このタッチの機械が壊れた場合には、代用閉塞に移行するでしょう。まあその前に運休にして復旧させるってこともありえますが…
最後に…

このツイートでは、保安装置がパターン制御でない限り、同時侵入は難しいとありますが場内信号が2灯式ですので、以前記事であげた通り、安全側線がある場合か、4灯式(YY現示)が可能(条件あり)出ない限りそもそもできないんですよね。
訂正
あとひとつ
場内信号機又は出発信号機若しくは列車停止標識から過走による相互支障を生ずる限界
までの距離が100m以上あるとき。
とありました。全く私の知識不足ですね。