2021/05/29

以前新入社員の嫌われることについて記事を出しましたが、お客様と接する中である勘違いによってトラブルになったり、上司から仕事に向いていないと思われてしまうことがあります。
そのあることのひとつを紹介します。鉄道会社に内定した方やこれから目指される方、現役の方も是非ご覧ください。
これは私が新人だった頃や後輩にもある事なのですが、「制服を着て制帽を被ったら」お客様より偉いと思い込む人がいます。
どういうことか?
直接偉い、王様だ!みたいな感じでは無いのですが、「自分はここの責任者」「お客様を制御できる立ち位置」と思い込むあまり、上から目線に対応、上から目線で言葉を発する新入社員がいます。
わかりやすい例えで言いましょう。たまに、偉そうだったり、知り合いでもないのにタメ口口調になる警察官の方がいますよね?まさにそんな感じです。
私が思うに、確かにお客様の中には理不尽な言い分の人がいます。そういうお客様に対して弱腰で接すると相手が駅員は立場的に弱いと思い、何でもかんでも言ってきます。そういう中で、上から目線で接したり、強い口調になれば、確かに弱腰とは思われないかもしれませんがそれは間違いです。
その場は回避出来てもそういう人は、相手が困ってわからないことを聞いてきても「これはこうじゃない!」と強く出てしまいます。
弱腰に見られないためには、喧嘩腰や上から目線になるのではなく、単に自分の主張を優しくしっかり伝えること、簡単に相手の主張に対して謝らないことが大切です。
そうすることによって前者と何が結果的に変わるかといえば、相手は自分の理不尽な言い分がこれ以上伝わらないとわかり、諦めます。前者のような対応だと、諦めたあとクレームを入れてくるでしょう。
また、上司からの見た目も変わり、冷静に対応する駅員と見られます。
駅には態度の悪い先輩や上司がいます。きっとですが、若い間に喧嘩腰を抜けれないとそういう人になるでしょう。