2021/05/29

北陸鉄道は12月7日、浅野川線に導入する新車両「03系」を報道機関に公開しました。
東京メトロ日比谷線で使っていた車両で、除雪装置や料金箱などを取り付け、「浅電」仕様に改造しました。
21日に投入し、2023年度までに同線で運用する全5編成10両をこの車両に置き換えます。
03系は1994年製で、1編成8両を2両に変えて、銀色のアルミ車体に北陸鉄道のイメージカラーであるオレンジ色のラインを施し、車いす専用スペースやドアの開閉ボタン、運賃表を映す液晶ディスプレーなどのワンマン機器を設けました。
現行車両に比べて揺れが小さく、冷暖房の効率が高まるそうです。
改造費を含め、5編成を約15億円で購入するそうです。
尚、現在の浅野川線の現行車両「8000系」は京王電鉄から購入し、1996年から使っていて、更新を検討していたところ、東京メトロの1両の長さが約18メートルと現行車両に近かったことから導入を決めました。