2021/05/29

JR四国が6日発表した2020年9月中間連結決算は純損益が53億円の赤字に転落し、00年度に連結中間決算の公表を始めて以降、最大の赤字となりました。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で鉄道事業の収入が大きく減り、JR四国の社長、西牧世博氏は記者会見し、収支改善に向け運賃の値上げを「やらざるを得ない」との考えを改めて示しました。
売上高に当たる営業収益は前年同期比54.4%減の115億円だった。
西牧氏は新型コロナによる乗客の減少は「一過性にとどまらず長引く」と危機感を示し「輸送需要に応じた体制構築を図る必要がある」と述べました。