現役運転士による電車の知識と職場裏事情

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10月31日 日記「電車操作の別感覚で考えると」

time 2020/10/31

10月31日 日記「電車操作の別感覚で考えると」

今日はバイク好きの人が言ったある言葉が耳に残って…

「バイクっていうのはエンジンにまたがって…」と言う言葉を聞きました。普通にききとれば普通のことですが、原動力のものが自分の体の真下にって思うと正面にエンジンのある車とはちょっと違う考え方ができますよね。

電車で例えてみようと考えました。

電車の運転席っていうのは基本ほぼ真下に台車があって、電車なら電動機があります。直流モータなり交流モータですね。

その真上に座って操作をするわけです。

私らは、電車をお客様の命を預かりながら、電車を操作する。って普通に言います。

ちょっと別の考え方をしましょ。と考えました。

電車のノッチってありますよね。ブレーキと反対側にあるマスコンと呼ばれる機械、今はワンハンドル車も多いですが…

あれを主幹制御器とも言います。

電車を動かすのにノッチを入れます。1、2と…

ですが実際には、電車を動かすというよりは、モータを動かすもの、モータを動かすとそれにつられて、歯車とか動いて車輪も動く。

で、電車動く。

昔、学校で電動機を操作することがありました。始動抵抗器?だったと思いますが、それがまた電車のマスコンに似た形のものでして、それを動かすとモータが動く仕組みです。

そうだ、私は電動機を動かすプロとも呼べるのかなと思いました笑

だって電動機を丁寧に丁寧に回転数を落として、回転を止める。工場とかにある電動機の操作並み、いやそれ以上の技術だと思いますよ?

その操作機がたまたま、乗務員室という部屋にあるだけで、実際には、ブレーキはモータ(空気ブレーキは無しとして)電気的に減速させる機械で…

って考えると面白いなって笑

そう考えながら今日は電車を運転しましたw

電気指令式ブレーキとかはある意味脳ミソ付きって考えれるのかな〜

わけわかんないかもしれないですが、私の頭の中は常にこんな感じです笑

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densei

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