2021/05/29

10月29日午後、熊本市電の運転士が乗車口を開けたまま車両を走行させました。怪我人はいませんでした。
熊本市交通局によりますと、29日午後2時ごろ、熊本城・熊本市役所前電停から通町筋電停に向かっていた1両編成の市電が、乗車口を開けたまま約90メートル走行したということです。
通常、ドアが開いた状態で発車しようとすると閉め忘れを伝える戸閉保安装置が作動する仕組みになっていますが、この運転士は、軌道敷が緩やかな下り坂になっていたことから惰性で車両を走行させていました。
交通局は全乗務員に対し、改めて研修を行い再発防止に努めるとしています。