2021/05/29

岩手県などが出資する第三セクターの三陸鉄道は21日、2020年度の当期損失が3959万円に上るとの見通しで、新型コロナウイルス感染症による乗客減が要因で、赤字は2年ぶりです。
4~8月期の乗車人員は26万9395人で、前年同期比45.7%(22万6733人)減、団体だけで1241件計4万9175人のキャンセルが出るなど、観光客を中心に大きく落ち込み、経常損失は4~8月期が1億8430万円で、20年度通期では6億1646万円まで膨らむ見込みです。
県と沿線市町村が負担する運行支援交付金1億9000万円などで赤字幅の圧縮を図るそうです。