2021/05/29

皆さんこんばんわ!駅員や車掌、運転士など鉄道に従事している方の殆どが泊まり勤務をされておられます。泊まり勤務というのは、お家ではなく駅や、出勤日から日を跨いで会社内の施設で仮眠し、翌日まで勤務することを言います。今日はそんな鉄道従事者の方々がどのような眠気対策をしているのか、私なりの経験の元紹介したいと思います。
まず、駅員や乗務員の睡眠時間ですが、皆さんが思っているほど長くは無いです。長くて5時間。短くて3時間と言った所でしょうか…もちろん3時間は法律的にもよくなかった気がしますが、実際に、駅員であれば終電から始発まで仮眠を撮ると考えて、着替えや、シャワーを浴びたり、駅の片付けや朝は業務開始前に駅構内の巡視もあると思うのでやはり短くなると思います。乗務員も同じく4時間前後です。
それだけ短い睡眠時間だと当然翌日の業務中、もしくは運転中やはり眠たくなります。もちろんお客様の命を預かっているというのはわかっているのですが、人間ですので睡眠時間が短ければ睡魔の1つ襲ってきても不思議では無いです。
ではどういう対策をしてるか…ですけどまず乗務員、駅員でやれること、やれてた事と言えば、顔を洗うこと。日光を浴びること。短い時間ではありますが軽く朝食を食べることですね。当たり前なこと、と思われがちですが、普通に暮らしている以上にこの当たり前のことをするのとしないでは全然違いまして、私も鉄道会社に入社して、これらの大切さを身をもって知りました。
次に、これは駅員や車掌では出来ないかもしれませんが、飴を舐める、ガムを噛むなどして集中力を保ちます。ただ、お客様からの苦情が来るかもしれないので効果は高いですが気をつけなければなりません。
最後に、人間は少なくとも5時間以上は健康的にも寝るべきと言われている中で、鉄道に従事されている方々はそれより短い時間の睡眠をとってお仕事をされています。もちろん仕事中にうたた寝しようものなら即お客様より苦情が入るでしょう。しかしながら、仮にお客様と直接接する機会の少ない運転士でもガムや飴を舐めているだけで、苦情が来ることもあり、結局眠い状態でも、眠い状態から目を覚まそうとしても、お客様から叱られることがあり、本当にいい解決策というのはなかなかないです。ちなみに私は何度か、コンビニで売っている「メガシャキ」を飲みましたが、効果はほんの一瞬でした。
中々無理睡眠不足の体を動かすのは大変ですが、頑張るしかないのでしょう…何かいい解決策があればツイッターのコメントで教えてください!!