2021/05/29

こんばんわ!すいませんお酒飲んだら寝てしまって気が付いたら費が変わってしまってました・・・
ということで今回は技能講習編ということで、その中でも見習い運転士偏と試験編に分けて紹介したいと思います!今日は見習い運転士偏です。
主に見習い運転士というのは指導運転士とともに乗務している学科講習を合格した免許の持たない運転士のことを言います。車のように仮免許などはありません。ただ法律では、指導運転士が同乗の元であれば営業線を運転することが可能です。
運転の見習い・・・とはいえ実際に運転していくわけで、練習コースがあるわけでもなく、かといって営業時間外の深夜に運転するわけでもありません。
見習いとはいえ、初めてハンドルを握る時点でお客さまが乗ってるところから訓練していくわけです。
ちなみに運転士見習い中に学ぶことは運転技術だけではありません。故障の処置や出庫点検など、学科講習で習ったかもしれませんがそれはあくまで座学での話。実際になければ意味がないものだからです。また、修了試験にも試験科目として出るので試験に落ちないためにも、運転の時間以外に指導運転士から学ぶわけです。
指導運転士というのは、ただ学科みたいに教えるだけの存在ではありません。数か月間の技能講習中では、衣食住常に一緒になる存在になります。時には怒鳴られ、時には一緒にご飯を食べ、そして時には布団を並べて寝る存在ともなるのです。
ですので、この養成中につらくなって離脱していく人の多さは学科よりも技能のほうが多いように思います。差を上げたりしませんが、命を預かるということから、少し厳しく教えられるのは当たり前かなと思います。
私の思い出として、私の指導運転士から「電車のことは彼女のように繊細にあつかってあげろ。個性がそれぞれ違う」と言われました。ちなみに私の指導運転士は独身でしたが・・・
要するに電車によって性格もクセも違う。それは恋人も変わらないと言いたかったのではないかな、最初のころはよくわかりませんでしたが今となってはよくわかります。
ほんとに電車は一編成一編成同じ形式でもちがうもんなんですよね・・・
ちなみに数か月間見習いで運転してても100パーセント完璧な状態で独り立ちできるわけではありません。
というのは、決してお客様に危険が及ぶような無知な状態という意味ではなく、運転操作がベテラン並みになってということがまずないからです。衝動をいかになくブレーキを操作するか、いかに提示で走れるかというのは、一人になって時間をかけて自分でそういう運転の方法を身に着けるもんなのです。あくまで指導運転士からは、基本的なことは学びますが、口で言ったことをそのままマネする、ベテランの方を完璧にまねをするというのは難しいからです。なので独りになって最初のほうは遅延をしてしまうこともあります。回復運転が怖いからと、慣れてないからと、慎重になってしまうこともあります。
あっ書くの忘れていましたが、見習い運転士の勤務は自分の指導運転士の交番に合わせるというのがどの会社でも一般的だと思います。なので公休日も指導運転士と同じになり、当然勤務も同じということになりますね。基本的には自分についた指導運転士が変わることはありません。弟子と師匠の関係。これはずっと続きます。
そして数か月にも及ぶ訓練が終わり修了試験になります。次回は試験についての記事を書こうと思います。
すいませn。久々に飲んだ状態で記事を書きましたのでちょっと文章がおかしいかもしれませんが、読んでいただけると幸いです。ではまた明日!