現役運転士による電車の知識と職場裏事情

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天候(雨)による電車のブレーキの効き方

time 2020/06/11

天候(雨)による電車のブレーキの効き方

みなさんこんにちは!ただいま職場におりますのでまたまた日記っぽい感じで更新しますね!

さて、梅雨の時期に入り今まさに外は土砂降り状態になっております。よくテレビとかでは「電車は乗車率や天候でブレーキの感覚が〜」とか何とか言ってますよね? これは素人と方の感覚でどう言い表せればいいか、結構難しい話でありまして…

この記事では雨天時にどうブレーキ感覚が変わるか、何に心がけて運転しているかについて私の個人的な感覚だけでお伝え出来ればと思います笑(ちなみに雪の話が入るとちょっと長くなるのでそれはまた今度ということで…)

では普段とどう感覚が変わるかについてですが、と言いつつ運転したことない人にとっては普段もわからないことかも知れませんが、電車が停止の直前に滑る感覚になります。普段とっているブレーキの位置、ブレーキの圧だと停止位置を超えることがあるので普段だと衝動がおきそうなブレーキの強さで止めてやるといい具合に止まることがあります。ただ、雨天時だからと言って雨天時はいつも同じくらいブレーキが効かなくなるということではなく、普通にブレーキをとっても止まる時もあればそう出ないこともあります。

雨天時、ブレーキが効きにくくなる原因はたくさんあると思うのですが、私的に一番の原因は雨天時に浮きでるレール上の油(塗油)が原因であると思います。。。思うというかこれも原因のひとつです。鉄の車輪と鉄のレールそこに油が来たらそりゃ滑りますよね(苦笑)ちなみに1番気をつけろと教えられたのは雨の降り始め。この時が一番滑走するみたいです。結局しばらく経つと電車も行来して油も伸ばされていくからなんでしょうね…すいません。保線の専門でないので確証を持っては言えませんが…

とにかく雨天時はブレーキを強めにかける、あるいは早い位置からブレーキ操作を始めることで滑走によるオーバーランを防ぐということです。ちなみに記事を書きながら考えていたのですが、多分車で例えるなら凍った道路でブレーキをかける感覚に少し近いかなと思います。

ということで完全私の主観というか感覚と雰囲気だけで記事を書いてしまいましたが、いつかちゃんとした記事を書きたいと思います汗

それではまた!

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densei

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